ニバン。ロロ さん作





3書くとかいいながらニバンになってたりするロロですハイ。
ゼロバン、イチバン、ニバン、サンバン、ヨンバンで終れたら…いいなぁ(ぇ
BridgetさんのSSに自然にリンクできちゃうようにがんばっちゃうっぞー!(傍迷惑
あ、ニバンは伏線っていうわけじゃないですが難しいとされる管理側のお話。
設備はもうs…フィクションですので、細かいのはちょっと…ネ。
1階の下ではなくなくてヒースさんのちローカルでの話。


ifストーリー   
         ニバン。

何も無い部屋だ。
上も下も無く、どこまでも続く闇。
闇の中に1人の男が浮かぶ。
職業は剣士。
騎士団の指揮官でもある。
よい大学も出ているので、エリートは就職の幅が広かったのだろう。
兼業としてゲームマスターも行っている。

その世界でも、この世界においてすらも、彼はあまりにも目立ちすぎてしまった。
歩く伝説、手じゃ足りないほどの称号。
子供のころに夢に描いたものをただ現実に作っていただけなのに...。

「さて」
浮かぶ男は右手を走らせウィンドウを開く。
それはサーバデータのひとつで、全プレイヤーの全てのステータスが詰まっているものだ。
男はこうして時折、有能な剣士を探す。
「…ふむ」
滝のように並ぶ文字列を一瞬にして読みきる。
見ていたのはメインウェポンの熟練度のみだが。
「まだマークしていないスローダガーをマスターしたものとカタナをマスターしたものが現れたな…。誰だ?」
男が闇にとうと、すぐにサブウィンドウが表れた。

『短剣マスターPC・アシルゼン[血盟騎士団]』
『カタナマスターPC・クライン[風林火山]』

「…どちらもすでに前線だな。他に誰か、有能なのはいないか?」
先ほどより長い時間をかけ、やはりウィンドウが現れる。

『カタナ熟練度970PC・イチ[]』
『薙刀熟練度964PC・ジオ[風林火山]』
『片手直剣熟練度953PC・夕凪[血盟騎士団]』

「…む。中層プレイヤーでマスター直前がいるじゃないか。PCイチのステータスを」
今度は非常に早く、その情報を開示する

『イチ 72 一場大地 1月13日 17 新潟県 カタナ970 片手直剣119 片手円月100 視野拡張212 遠見101 聞き耳6 野営14 NXTENT 表示情報拡張200 耐Lv2毒マスター BH100』

「EXTENT、使い魔つきか」
ふふ、と男の顔に笑みがこぼれる。
「レベルはまだ低いが…ぜひ私を殺しに来てほしいものだな」
男はリンクを解除するまで不適な笑みを浮かべ続けた。

ニバン、終わり

そしてあとがきへ。